サクラ/春/イチゴ+サクラのコンフィチュール

春になると、日本中、桜のことで心はいっぱい。つぼみはどうだ、開花はいつだ、から始まり、咲いたなら、お花見の予定と満開が合うか、週末までもつか、花散らしの雨や風は大丈夫か、と、まさに桜狂想曲。列島は桜色に浮き足立ってしまいます。在原業平の詠んだ「世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」の歌は、日本人の桜を愛でる心が昔も今もまったく変わりないことを教えてくれます。
「春のコンフィチュールがつくりたい!」とつくったのが、「フレーズ+サクラ」。フランスには、春の訪れを知らせるバラの花のジャムがありますが、日本人にとっての春の花は桜。そこに春の果物、イチゴを合わせました。桜のほんのりした香りが口の中にふわーっと広がり、イチゴの甘い風味と重なり、塩漬けの桜花のほのかな塩味が心地よく…。春のジャム、満開の桜の樹の下、お茶うけにいかが?
3月生まれのシェフ、初めて眼にした花は、咲き乱れる桜花だったのでしょうか。
「願わくば 花のもとにて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」(西行法師)

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